物書き練習帳

ここにある内容は、所属する組織とは一切関係ありません。

その時になって初めて分かることがある

今日、YouTubeをだらだらと見ていた。そして、ある映像を見て涙した。

使い古された言葉に、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がある。今まで私は、歴史に学んできたつもりだった。「よくこんなことが言われているらしいし、自分はこうはならないようにしよう」と。

そもそも「こんなことが言われている」と気づくのはどんな時だろう? 私は、相応しい時になって初めて気づくと思う。ビスマルクのこの言葉は、その時に歴史に学べるかどうかが愚者と賢者とを分かつ、という意味なんだろう。

相応しい時、とはいつだろうか?

最近、小説やアニメ、映画、はたまたドキュメンタリーを見ていて、急に涙もろくなったと感じる。見聞きした対象に共感しやすくなるだけの類似体験が自分の中に多くなったからというのもあるかもしれない。自分の体験したエピソードのリプレイ。

しかし、未経験のことでも涙が出てくることがある。

それは、今まさにそのことについて自ら考え、悩み、苦しんでいるからではないかと思う。答えを与えられたかのような。もやもやを解きほぐして表現してくれたかのような。その時、自分でも言い表すことができずに溜まっていた感情が堰を切って出てくる。それが、涙なんじゃないだろうか。

飽きもせずグズグズとしている自分に悩み、どうしたらよいのか。そう自らを責めていた時に、この映像を見た。

実は、私は以前にもこの映像を見たことがある。でもその時は、「こんなくずじゃねーよ俺は」と他人目線で見ていた。

けれども、今見たら、主人公が考えを変え、行動を変え、周りを変えていくその姿に涙した。風穴を開けることはきっと不可能ではないのだ。私にもできるはずだ。

自分と向き合い、感情と対話し、そこで歴史に学ぶことができれば、人生は豊かになるんだろう。私たちは、自分と向き合えているだろうか?

 


ダメ人間に史上最大級ドッキリ 「世界の終わり」

『10代の君たちへ 自分を育てるのは自分』(東井義男)

ゆーたすです。少しサボってしまいました。

3日間、結構いろいろやってました。13日は同期がキャリアについて私を指名して相談してくれ、14日は大学の合唱団の後輩たちの演奏会を聞きに行き、15日は合唱の練習で仕切っておりました。もりだくさんの3日間でした。

今回は、この本を読んで感じた、人の大きさについて書きます。 

自分を育てるのは自分

自分を育てるのは自分

 
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タスク管理のススメ

ゆーたすです。

今日、ジャケットの左胸ポケットから携帯を取り出して座ってみたら結構肩の痛みが和らぐことがわかりました。気づかないうちに結構負担になっていたのかもしれません。

肩こりで悩まれている方がいらっしゃったら、身につけているものを再確認するといいですよ。

今回は、タスクの管理について少し書いてみます。

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卒論の大切さ

ゆーたすです。

相変わらず左半身には何かしらあって、今日は背中と坐骨神経が痛みます。

今回は、(やったことないけど)卒論の大切さについて書きます。

論文には型がある

型の一つ

周知の事実と思いますが、論文には型があります。多少の揺らぎはあるでしょうが、

  1. まえがき(背景・目的・意義)
  2. 前提(取り組む範囲)
  3. 実践(取り組んだ内容やその結果)
  4. 結論(前提と実践から得られた何か)
  5. おわりに(背景や目的に照らして結論を評価)

といったものではないでしょうか。

法学部に卒論はない

私の在籍していた東京大学法学部は、原則として卒論を卒業要件としていません。ゼミによっては論文を書くことが単位の要件となっていたようですが、かかるゼミを履修しなければ論文の一つも書かずに卒業できます。

私も卒論を書く機会はありませんでした。

この型、結構求められる

社会人になって、何か価値を作り出す側の立場になった時、この論文の型が結構出てくるのです。その典型例はプレゼンでしょう。

プレゼンの型は?

プレゼンにも型があります。それは、まさに卒論の書き方、もっと言えば論文の書き方どおりです。それを文章として発表するか、スライドとして身振り手振り発言を交えて発表するかの違いです。

プレゼンの目的

プレゼンの目的は、自分の主張を他人に理解してもらうことです。時にはこれに加えて、自分の思うように相手に行動してほしいことも目的に当たりましょう。

論文も同じ目的です。同業の研究者に対して、自分の創り出した成果がどのようなものであるか、事実はもちろんその価値をも伝えることが目的です。

論文を作りおおせることができた方、さらにはそれを人前で発表した方は、ただごとならぬ一生もののスキルを身につけたも同然です。

各種学位論文に勤しんでいらっしゃるみなさまへ

「そんなこと言ったってこっちは大変なんだよ!」と言われると思います。その苦しみは私には分かりません。どうあがいても共感はできません。

ですが、社会人となった今、自分の主張を整然と作り上げ、それをしっかり整頓して伝えるという経験ができていたらと痛感しています。

社会人でその強みを持つために論文がんばれとは言いませんが、決して無駄ではない、むしろ一生ものの武器となるのだということを伝えておきたいと思います。

 

ゆーたす

自分の思うように行動する

ゆーたすです。

今日は午後半休を取って整形外科を受診しました。いよいよ本厄の猛威がやってきたという感じです。

我々労働者には無生物資本はないので、身体がとても大事です。今のそれほど忙しくない時期に、徹底的に治しておきたいものです。

今回は、自分がいいと思ったように行動することの大切さについて書いてみます。

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休日の過ごし方

ゆーたすです。

昨日に続いて今日も合唱の練習です。しかも昼と夜の2コマ。

昼の練習は、団創立ということで、合唱の知り合いから誘っていただいて参加できたものです。このように誘っていただけるととてもうれしいです。しかも創立に携われるとは。とても楽しかったし、積極的に参加したいです。

わたしもいろいろ誘いたいですね。逆に、誘われた時には決していなすことなく、きちんと向き合って返事をしなければいけないですね。次から誘いにくくなってしまいますから。

今日は、そんな充実した休日を過ごすにはどうしたらいいかを考えてみました。

生活リズムをあまり変えない

よく、休日に寝溜めするとかしてしまいますが、本当にもったいないことです。まさに今反省していますが……

仮に平日と同じ生活リズムで行けば、普段拘束されている時間が丸ごと空くわけです。とても大きな資源です。

しかし、往々にして「わかってはいるけど……」と二度寝三度寝してしまうことが多くあると思います。それは、起きるメリット・目的がないからだと思います。

何をしたいか、見つけよう

別に何も他にしたくないのであれば、ずっと寝てしまったりずっとそれこそTwitterしてしまったりしても問題ありません。何かしたいからこそその時間を資源として活かしたいと思うのです。資源だけを求めるというのは、続きません。手段と目的が転倒してしまっています。

私の場合は、本を読みたい。記事も、書くのが楽しくなってきたので書きたい。だから、時間が欲しい……と。

よく、修学旅行の当日とか、楽しみで早起きしてしまうっていうの、ありますよね。あの感覚を、ここでも持ちたいのです。「本を読みたい!わくわく」という思いから早起きする、平日と同じように。このようになれば、こっちのものでしょう。

この3連休は、まだ「これをしたい!」という思いが弱かったのでしょう。それなしには「充実」なんて遠い幻想に終わってしまいます。また無為に惰眠をむさぼってしまうこと請け合いです。

フリーランスの漏れた一言を聞いて

少し話がそれますが、「フリーランスは大変だよ~」と、今日その創設した団の指揮者がこぼしているのを聞きました。しかし、その言葉は本当に大変だと思って言っているようには思えませんでした。

まさに、「これをしたい!」という思いが強く、それを貫く楽しさが大変さを上回っているのだと思います。だから、もしかしたら本当にお金とかが大変なのかもしれないけれど、声にはその表情が現れていなかったのだと思います。

そのようなレベルで、自分の心からしたいと思えることを見つけたいと思います。そのために、まずは例の課題図書を読もうと思います。

 

ゆーたす