物書き練習帳

ここにある内容は、所属する組織とは一切関係ありません。

自分の思うように行動する

ゆーたすです。

今日は午後半休を取って整形外科を受診しました。いよいよ本厄の猛威がやってきたという感じです。

我々労働者には無生物資本はないので、身体がとても大事です。今のそれほど忙しくない時期に、徹底的に治しておきたいものです。

今回は、自分がいいと思ったように行動することの大切さについて書いてみます。

ついつい、我慢してしまう

私は、よく(こうなんじゃないかなぁ……)とか思いながら言い出せなかったり、(トイレ行きたいが今は……)と思いすぎたりします。

このつい我慢してしまう癖は、あまりよくないと最近感じています。それは、

  1. 人に察させることで何とかしようとしてしまう
  2. 自分が何をしたいのかわからなくなる

という2点からです。それぞれ、考えてみます。

1. 人に察させることで何とかしようとしてしまう

結局さぁ……

「結局○○ってことなんだろ?」と言わせたいんだろうな、というつぶやきをされることがありませんか? たとえば、

「ゆーたす、これどう思う?」
『うーん、微妙じゃない? やめとけば?』
「いや、まぁそれはそうなんだけどさ……」  

「この下線部の心情を次から選べ。」とかセンター試験でもありそうですね。簡単すぎますか。結局「いいんじゃない?」の一言が欲しいんですよね。もう「いや、」とか否定にかかっているし。

それなら、たとえば「俺はいいと思うんだけど、おまえは?」とか、自分はいいと思うけど、という主張をしてから聞くのがいいと思います。

そうでないと、自分から核心に触れず、相手に言わせるような卑怯さが癖となってしまうからです。

後出しじゃんけんは、何も生まない

こうなると、相手の反応を伺ってそれから「いや、でもさ……」と自分の主張を繰り返す、後出しじゃんけんをしてしまうことになります。これはとても不愉快でしょう。何でわざわざ俺に聞いた? となるでしょう。また、癖のついた本人も、相手からもらえるはずの別の視点からの意見がもらえなくなり、損をすることになります。

そうならないためにも、

  1. 自分の意見を論理的にもしっかりとさせて持つ
  2. 主張→反論→再反論 という流れを把握する
  3. 反論や批判は人格を対象とはしていない(ことが多い)と理解する

この3点をしっかりと把握しておかねばならないと思います。とくに3. については、この記事が有用です。後日詳しく書きたいと思います。

2. 自分が何をしたいのかわからなくなる

「いや、でも……」

これは結構深刻です。前提や環境、習慣をいつも優先し、自分の意見を劣後させてばかりいると、自分の意見が出てくる前に「いや、でも(前提)だから」と思うようになってしまうということです。

こうなってしまうと、自分の本心を探るには結構な時間がかかるようになってしまいます。もともと自分の本心なんてそう簡単には見つからないのに、輪をかけて本心は奥底に潜っていってしまう。

社会人、それも大企業に就職した社員となると、これまで築き上げられてきた「社風」とぶつかることがあります。最初は、「いや、でも俺はこう思う」と言えるのですが、だんだんと、自分の意見を言う前に「いや、でも(社風)だから」と自分で自分をつぶすようになってしまいます。

マインドコントロール

結局人は誰に/何にマインドコントロールされるかを選び続けるんだ、というようなお話があります。

この記事にあるような、きつい「その他の価値観の否定」はされたことがないですが、それでもみんなが「社風」とかいって口にして、そのように行動している人に囲まれていれば「確かにこの社風も捨てたもんじゃないな」となってしまうものです。

そのマインドコントロール(社風)が自分の本心と合致していればいいのですが、そうでない場合、一致していないのに社風を優先し、気づかないうちに心を蝕まれ、しかも自分の本心が何かわからなくなってしまうのです。そんなこと思ったって無駄だから、とつぶし続けてきてしまったから。

ベースキャンプとしての趣味をもとう

そうならないためには、一つ自分の好きなもの・趣味をもつことがとても重要だと思います。いい意味で「これだけはやめられないんだよね」とか、「ついつい考えちゃんだよ」というようなものって、それをやるときはいつでもハッピーです。そのときの楽しさは、心からの楽しさです。

そこに戻ってくれば自分の心が喜び躍るのを感じられる、そういうものがあれば、心の場所を探しやすくなるのではないでしょうか。私にとっては電車に乗ることや歌うことが趣味で、どちらも「あーやっぱりいいなー」となります。

みなさんには、何か趣味がありますか? ある人は、社会人になってからも続けて、是非大切にしてください。ない人は、何か見つけてください。その中から「やりたいこと」もきっと出てくるはずですから。

※できれば、何か場面を変えられる趣味だといいですね。どこでもできるものだけだと、気分を物理的に変えることが難しいかもしれません。

「いや、でも」は自分を殻に閉じ込める

こうしてみると、どちらにも「いや、でも」というフレーズが出てきます。

思索を深める過程で「いや、でも……いや、あるいは……」というのはいいことだと思います。一方、そうして築いた自分の信条や意見を「いや、でも」したり、人からもらった意見に「いや、でも」したりしていると、どんどん自分の中にこもっていってしまうんですね。

 

「自分はどう思っているのか?」――それを大切にして、他の人から刺激を受けつつ、よりよい爽やかな、自由な人になりたいと思います。

 

ゆーたす